司法書士試験③
- 2025年12月31日
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直前期の5月に急に襲ってきた、布団から出られない日々。
悩んだ結果、休むことに決めました。
7月の試験を受けれないことは、どうしても避けたかったので。
布団の中で、ずっと寝ていました。
身体は休めたかもしれないけど、精神的にはものすごいストレス。
勉強しなきゃいけないのに、できない。
自分だけどんどん遅れていく。置いて行かれるような気持ち。
他の受験生達は、どんどん伸びていく時期で、自分だけが伸びない。
布団の中でもずっと涙が止まらなかったのを覚えています。
1週間ほど休んでいたら、なんとか布団から出られて、机に戻る事ができました。
たった1週間ですけど、この時期の1週間、勉強から離れる事は、当時の私にとって、かなりまずい出来事でした。
遅れを取り戻すために、必死で勉強する。
それでも、やっぱり成績は伸びない。
5月から6月にかけて、模試が始まります。自宅でも、受けることはできますが、私は高松のレックの会場まで受けに行っていました。少しでも本番の雰囲気で練習しておきたかったから。
同じ会場で受けている、他の受験生達がスラスラと問題を解いているなか、自分だけが一問一問に時間がかかって、自分だけが出来ていないような感覚。
模試の結果も、思うように伸びなくて落ち込む日々。
6月に入ってまた、布団から出られなくなる。
不安しかない。
でも、絶対に最後まで諦めない。やり抜くって気持ちだけは消えない。
根本先生が、今は伸びなくてもいい、試験の日に伸びればいいと励ましてくれました。
その言葉を胸に、7月3日の試験まで、自分を励まし続け、必死で勉強しました。
そして、試験当日、今日で全てが終わる、絶対に負けないという強い気持ちで、試験にのぞみました。
めちゃくちゃ緊張しました。
試験終了ギリギリまで必死に書いていました。
そして、試験終了の声。
終わった瞬間、やっとこの生活から解放される。と嬉しくてたまりませんでした。
試験では、自分の出せる全てを出し切ったので、一切後悔はありませんでした。
もし、落ちていても、後悔はないなと。
家に帰ってから、試験の解答速報を見ながら、自己採点です。
ギリギリいけたんじゃないか・・・
合格発表は10月なのでそれまで、いけたんじゃないかの宙ぶらりんな気持ちでモンモンと過ごします。
いよいよ合格発表当日。ネットでも見れるけど、せっかくなので、高松の法務局の掲示板に16時に張り出されるのを、見に行きました。見に来ていたのは私だけでした。そんなもんなんですね。
掲示板の前で待っていると、法務局の方が紙を持って貼りに来ました。
見るのが怖かった。でも、少しだけ自信もあった。
番号が見つけられず、落ち着いてもう一回見たら、ありました。281番。
合格していました。掲示板の前で、号泣です。試験勉強を始めてから、ほぼ初めての、うれし涙です。
最後まで諦めなかったから一発合格できました。
こうして、私は司法書士の世界に入ることになります。
ここから、素敵な同期、素敵な先輩司法書士の先生に出会っていきます。
さて、さて、さて、無事に一発合格できた私ですが、合格発表の後すぐ、試験で一番お世話になった、この人がいなかったら絶対に合格することはできなかった、あの、あこがれの人に会いに行きます。
つづく。